学生スタッフの図書館って便利だ!

『神様の暇つぶし』

2021年10月28日   学生スタッフおすすめの本

こんにちは!
勤労奨学生のあすかです。

皆さんは神様って信じますか。

神様とは不思議な存在で、
私たちの目で見たこともないのに
何故か困ったことがあると神様を頼ってしまう・・・
なんてことありませんか。

私は受験のときにそうでした。

中学3年生の冬、高校3年生の夏。
どうか私の夢を叶えさせてください、
と願った記憶があります。

不思議なもので、
信じるものは救われると言う言葉がある通り、
望めば手に入ったりするものなのです。

それに至る経緯は、
自分の努力や周りの助けも
大きく影響すると思いますけどね(笑)


さて、今回紹介するこちらの本は恋愛小説です。

女子大生の藤子は、自分の死んだ父親よりも
年上であるカメラマンの男性に恋をします。
一見 “おじさん” ではある男性。
藤子は、生命力にあふれワイルドな彼の魅力にひかれていきます。

自分のことを撮ってくれ、
いずれそれが写真集になる頃に、
当の男性の存在は・・・。


好きになった相手を“神様”のように思ってしまうことがある。
そのように読み取れる物語です。

キラキラした綺麗な恋愛小説も素敵だと思いますが、
切なくて胸がキュッとするこのような作品にも触れてみませんか。

 

『神様の暇つぶし』
出版者:文藝春秋
著者名:千早茜
発行年:2019年7月
配架場所:日野図書館(B1F);一般書架
請求記号:913.6||C43

 

勤労奨学生*あすか(教育学部3年)


(書影の掲載には紀伊國屋書店様のご協力を得ています。)

2021年10月のおすすめの国語学関連図書

2021年10月25日   教職員(star books)おすすめの本

2021年10月おすすめの国語学関連図書をご紹介します。

各資料の黒太字部分をクリックすると、
 図書館所蔵情報の詳細をご覧いただけます。

 

『大人のための国語ゼミ 』
出版者:筑摩書房
著者名:野矢茂樹、仲島ひとみ
発行年:2018年10月
配架場所:日野図書館  (2F);育星会コーナー
請求記号:816||N97

 

 

 

『「させていただく」の語用論 : 人はなぜ使いたくなるのか』
出版者:ひつじ書房
著者名:椎名美智
発行年:2021年1月
配架場所:日野図書館  (2F);育星会コーナー
請求記号:815.8||Sh32

 

 

『言語研究のための統計入門』
出版者:くろしお出版
著者名:石川慎一郎、前田忠彦、山崎誠
発行年:2010年12月
配架場所:日野図書館  (B1F);一般書架
請求記号:801.019||I76

 

 

『日本語の隠された謎 : 言葉には意味があるカタカナ (音) は世界の共通語』
出版者:文芸社
著者名:溝渕康記 
発行年:2020年11月
配架場所:日野図書館  (2F);育星会コーナー
請求記号:812||Mi93

 

 

『感情類語辞典』
出版者:フィルムアート社
著者名:アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ著
    滝本杏奈、新田享子訳
発行年:2020年4月
配架場所:日野図書館  (2F);育星会コーナー
請求記号:901.307||A15

 


※書影の掲載には紀伊国屋書店様のご協力を得ています。

『ふたご』



こんにちは!
勤労奨学生のあすかです。

皆さんは愛する人がいますか?
恋人や家族、友達。
誰でもいいです。

周りが敵ばかりになっても
自分の味方になってくれるような人。
私のことを信じてくれる人。
私にはいます。


愛する人がいるだけで
いやなことがあっても
頑張って生きようという気持ちになれます。

今回紹介する本『ふたご』は、
男女4人組のバンドユニットSEKAI NO OWARIの
ピアノ演奏とライブ映像を担当するSaoriさん(藤崎彩織さん)が
5年の歳月をかけて書いた初の小説です。

第158回直木賞候補にもなりました。

ピアノだけを友達としてきた主人公の夏子は、
中学生の時に一つ上の先輩である月島と出会います。

才能ある月島に惹かれるものの、
彼に振り回されてしまいます。
しかし、彼のそばに自分の居場所を見出すのです。

実話も織り交ぜたこの作品からは、
Saoriさんの人柄や人生を垣間見ることができるようです。
丁寧で引き込まれる文章に、
Saoriさんのことをよく知らない人でも
感情移入してしまうのではないかと思います。

今までSaoriさんの世界を知らなかった方も、
一度読んでみてはいかがでしょうか?

『ふたご』
出版社:文藝春秋
著者名:藤崎彩織
発行年:2017年10月
配架場所:日野図書館 自動化書庫
請求番号: 913.6||F66

図書館勤労生*あすか(教育学部3年)


(書影の掲載には紀伊國屋書店様のご協力を得ています。)

『シャーロック・ホームズの思い出』

2021年10月18日   学生スタッフおすすめの本

こんにちは。
勤労奨学生のオノです。

秋になり、日中過ごしやすい気候だと
時間に余裕がある時は散歩に出たくなりませんか。

そんな秋におすすめしたい
私のお気に入りの一冊を紹介します。

みなさんはシャーロック・ホームズが
なぜ探偵という職業をしているのか、
職業としての探偵の最初の事件を知っていますか。

『シャーロック・ホームズの思い出』では
11~12編の短編が収録されています。

ホームズが探偵をするきっかけとなった
「グロリア・スコット号事件」、
犯罪王モリアーティとの対決を描いた「最後の事件」など、
ホームズ自身のターニングポイントともいえる
事件が収録されています。

一つ一つの話がとても面白く
ホームズの魅力を知ることができ、
一度のみならず何度も繰り返して読むたびに
物語を深く楽しめる一冊です。

ぜひ手にとってみてください。

『シャーロック・ホームズの思い出』
出版社: 河出書房新社
著者名: アーサー・コナン・ドイル著、
             小林司,東山あかね訳
発行年:1999年2月
配架場所:日野図書館  (B1F);一般書架
請求記号:933.6||D89


図書館勤労生*オノ(人文学部3年)

※書影の掲載には紀伊国屋書店様のご協力を得ています。

『黄金比 美の数学的言語』

2021年10月04日   学生スタッフ

こんにちは。
勤労奨学生のオノです。

突然ですが、みなさんは「黄金比」と聞くと
何を想像しますか。

日常生活において、料理や建築物などの説明で
耳にする機会がある言葉だと思います。
私は黄金比と聞くと、アンモナイトやオウム貝を
思い浮かべます。


辞書で調べてみると、
「人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、
 美術的要素の一つとされる。」
と記載があります。
(デジタル大辞泉より)


今回紹介する『黄金比 美の数学的言語』という本は、
科学や芸術分野に登場する「黄金比」を解説しています。

有名な絵画作品や建築物から身近な花や植物まで、
また五芒星など幅広い例が取り上げられていて、
とても興味深い内容になっています。

ものごとの「美しさ」というのは、様ざまな観点から
感じることができますが、数学的に捉えるからこそ
わかる美しさについて、触れてみてはいかがでしょうか。

ぜひ手にとってみてください。

 

『黄金比 美の数学的言語』
出版者:近代科学社
著者名:フェルナンド・コルバラン著 ; 柳井浩訳 
発行年:2019年
配架場所:日野図書館  電子ブック
電子書籍の閲覧はこちらから
 ※ページ内、下部の参照URLをクリック

 

勤労奨学生*オノ(人文学部3年)

※書影の掲載には紀伊国屋書店様のご協力を得ています。

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