【勤労生による直レポ!】図書館勤労奨学生研修がありました
こんにちは。図書館勤労奨学生のゆいちです。
先日、図書館勤労奨学生の研修会を行いました。主に次の2つのワークを行いました。
1.窓口業務・図書館業務 情報交換会
2.T1グランプリ・図書館ツアーシナリオ作成コンテスト(グループワーク)
2つのワークを通じて、仕事の質を向上させるための様ざまなアイデアが生まれました。
また、多くの勤労奨学生が集まる貴重な機会であったため、チームワークを高めることにもつながりました。総じて、私は楽しく実りのある時間であったと感じています。
1.窓口業務・図書館業務 情報交換会
2023年春から、明星大学図書館は大きく様変わりしました。かつては「知の庭園」と呼ばれていた28号館図書館2階が「MEISEI HUB」として生まれ変わり、図書館内部においても2階には「BOOK PICK(ブックピック)」と呼ばれるコーナーが新設されました。
それに伴って、図書館勤労奨学生は新たな窓口対応の業務を行っています。MEISEI HUBやBOOK PICKの前で、利用者対応や業務を行う役割です。
このような新しい仕事は、まだ手探りの段階です。そのため、より効率的に仕事をするための情報交換会が行われました。
結果として、業務の優先順位を見直すことが決まりました。これは「窓口業務」「図書館業務」それぞれの担当者の視点が交わることではじめて浮かび上がった改善点でした。
話し合いの内容はぜひ今後の仕事に活かしたいです。
2.T1グランプリ・図書館ツアーシナリオ作成コンテスト(グループワーク)
研修会において、こちらのワークに最も多くの時間を費やしました。T1のTは「図書館(Tosyokan)」のTであると同時に、「ツアー(Tour)」も表しています。
つまり、これは明星大学のオープンキャンパスや学校見学などで行われる「図書館ツアー」のシナリオ作成と実演のウデを競うコンペティションです。
はじめに、職員より条件が提示されました。
- 28号館図書館を実際に歩くことを想定
- ツアー時間は20分程度
- 対象は高校2年生40名と引率の教員
- その高校生は午前中別の大学を見学している
このうち、勤労奨学生が特に曲者だと感じたものは4つめの条件だと思います。他大学を見ているのであれば、明星大学独自の強みをアピールしなくてはなりません。
ワークは5グループに分けて行いました。各グループ共にまず、ツアーのルートやアピールポイントについて話し合いを開始しました。
紹介したい場所を紙を使って整理するグループ、実際に図書館を歩き、良いところを再発見するグループなど、取り組み方は異なりましたが、どのグループも真剣にツアーのシナリオを組み立てていました。
私のグループは、階層ごとのとある特徴に焦点を当てて、明星大学図書館を紹介することに決めました。
準備が終わればいよいよ実演の時間です。同じ条件でシナリオを作成したのにもかかわらず、グループごとに個性が出ていました。
- とにかく利用者目線での説明を重視したグループ
- 提示された条件に答えることを心掛けたグループ
- 台本を見ずに演じきったグループ
- 細やかな説明で図書館そのものの魅力を伝えたグループ
- 楽しくワクワクするツアーを演出したグループ
どのグループにも固有の魅力がしっかりと表れていたため、評価は難航したそうです。私自身も他のグループの発表をみて、目の付け所に感心することが何度もありました。
そして、栄えあるグランプリは……
私のグループでした!!!
図書館の奥深さを楽しく伝える作戦が功を奏したようです。
私のグループは、明星大学図書館の「階層ごとに雰囲気が大きく異なる」という特徴に着目し、下の階に移動するところを大いに盛り上げるようにしました。その点が「ツアーガイドのようだ」と好意的に評価されたことがとても嬉しかったです。
グランプリの他にも「シナリオ賞」「演技賞」などの特別賞が発表され、最終的にはすべてのグループが固有の魅力を評価されていました。
この企画を通して全員が魅力的な説明の方法を学び、今後の仕事に反映できるようになったと思います。
このようにして、図書館勤労奨学生はいつも業務の質を向上させる方法を模索しています。
皆さんが利用しやすい環境を整えるため、引き続き努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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