『また、同じ夢を見ていた』
こんにちは。勤労奨学生のまおです。
今日は、人と直接かかわることが
以前より難しくなったこの世の中で、
改めて人とのつながりの大切さを感じられる
小説を紹介します。
突然ですが、皆さんは
「幸せとはなにか」
と聞かれたら、
すぐに答えることができますか。
この本は、国語の授業で「幸せとはなにか」
を考えることになった小学生の女の子“菜ノ花”が、
複数の女性との関わりの中で
その答えを見つけていく物語です。
手首に傷がある「南さん」
自称“季節を売る仕事”をしている「アバズレさん」
一人暮らしの「おばあちゃん」
これらの女性の共通点と
菜ノ花が見つける幸せの答えを知ったとき、
とても心が温かくなります。
私はこの本を高校生のときに初めて読みましたが、
コロナ禍の自粛期間の中で、もう一度読み、
改めて人とのつながりの温かさを感じました。
人との距離が遠くなってしまいがちな今だからこそ、
ぜひ手に取って見ていただきたい一冊です。
『また、同じ夢を見ていた』
出版者:双葉社
著者:住野よる
出版年:2016年2月
配架場所:日野図書館 自動化書庫
請求記号:913.6||Su63
メリアン*まお(教育学部2年)
図書館の学生スタッフ(Meisei Student Librarian 略してメリアン)が
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