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小泉八雲展 「雪おんな」と青梅のお話

2020年07月21日   企画展「小泉八雲」図書館活用法

こんにちは、明星ギャラリー学芸員のHです。
今回も小泉八雲展をご紹介します。

小泉八雲の代表作といえば『怪談』。
この本には、雪おんな、むじな、ろくろ首、耳無し芳一などのお話と
エッセイが収録されています。
これらの作品は、日本各地に伝わる民話や伝承などを語りなおした
再話という手法で書かれています。

展覧会のタイトルにもなってる「雪おんな」。


(『怪談』「雪おんな」表題より)

かつて雪の日に遭遇した雪おんなが、
実は自分の妻だった、という有名なお話です。

 
(ギャラリー内の『怪談』口絵パネルより、右は拡大)

雪おんなの伝承は日本各地にあり、様ざまな文芸の題材となっていますが、
八雲の「雪おんな」は、実は東京の青梅市が舞台となっているのです。

八雲の家に奉公に来ていた親子から聞いた話をもとに「雪おんな」を執筆しました。
この親子の出身は東京府多摩郡調布村(現在の青梅市南部多摩川沿い)だったのです。

 

 
青梅市にある「雪おんな縁の地」の碑。八雲の肖像と言葉が裏側にあります。

現在では、青梅市の調布橋のたもと(千ヶ瀬の渡し)には
「雪おんな縁の地」の碑が建てられています。
この近くには明星大学青梅校があります。
意外にも、明星大学と雪おんなとご近所さんなのです。

今回は、「雪おんな」と青梅のお話でした。

(明星ギャラリー学芸員・H)

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、企画展『小泉八雲』については、
休止しております。
再開する際には、図書館オリジナルサイトにてお知らせします。
※『怪談』はページ替えを行っております。
時期により、本ブログにて紹介している原稿と異なるページを展示している場合が
あります。

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