アドミッションセンター・図書館勤労生合同研修を行いました
こんにちは。図書館勤労奨学生の幸野です。
2024年3月22日にアドミッションセンター・図書館勤労生合同研修を行いました。
今回の研修の目的は、図書館とアドミッションセンターで行う「ツアー」についての意見を交換することです。
みなさんはキャンパスツアー、または図書館・資料図書館ツアーに参加したことはありますか?オープンキャンパスで参加したという人が多いのではないでしょうか。
ツアーは入学を考えている方々に実際に施設を見学してもらい、明星大学の良さをアピールできる絶好の機会なので、勤労生の知識や経験は重要になってきます。
今回の研修では、前半はアドミッションセンター勤労生によるキャンパスツアー、後半は図書館勤労生による図書館・資料図書館ツアーを実際に行いました。
ツアーの前にそれぞれの部署についての説明や質問回答などをしたので、お互いの仕事について知るよい機会にもなり、ツアーに対する意識を揃えられたと思います。
キャンパスツアー
アドミッションセンター勤労生によるキャンパスツアーでは、細かい気配りなどを多く学べました。
移動途中にも大学生活についての説明を挟んだり、前のツアーが詰まってしまっているときの対応はとても自然で、ツアーを円滑に進めるための工夫がたくさんされていました。
動線の確保やマイクの調節など、勉強になることが多かったです。
図書館・資料図書館ツアー
図書館のツアーでは、私自身図書館勤労生なので、わからないところがないかを確かめるテストのような気持ちで取り組みました。図書館での蔵書や展示などについてはしっかり確認できたのですが、資料図書館の奥の雑誌の資料については詳しく知らなかったので説明を聞いて驚きました。アドミッションセンターの勤労生も、初めて知ったことなどをこまめにメモに取り次のツアーに役立てようとしていました。
今回の研修では、実際にお互いのツアーの体験して、アドミッションセンター勤労生と図書館勤労生の連帯感が生まれたと思います。
今後のツアーに活かせる学びも多くあったと思うので、オープンキャンパスでは今回の研修を思い出し、勤労生全体で明星大学を盛り上げていきたいです。
明星大学勤労奨学生 幸野
『蜷川幸雄の子連れ狼伝説』お薦め本の紹介
「小高い丘の城跡のくずれかけた東屋で、その子は父を待っていた。この日の朝には帰るはずの父であった。それが三つ目の朝となり、四つ目の夜が来て、五つ目の朝が雨だった・・・」
こんにちは!勤労奨学生の小河原です。
皆さんは普段、時代劇をご覧になるでしょうか。
現在『光る君へ』が放送中のNHK大河ドラマは初回の『花の生涯』から61年経った現在でも大きな存在感を放っていますし、テレビ朝日の『おはよう!時代劇』枠では往年の名作の数々を楽しむことができますね。
私は小さい時から『暴れん坊将軍』や『水戸黄門』といった作品に親しんでおり、将来侍になるんだという夢を持つほどのめり込んでいました。
ということで、今回はあの大演出家による名作時代劇の解説書『蜷川幸雄の子連れ狼伝説』をご紹介したいと思います。
『子連れ狼』は小池一夫の漫画作品が原作で、幼い息子・大五郎を連れて復讐の旅を続ける拝一刀が主人公を務めています。
冒頭の一文は橋幸夫・若草児童合唱団による同名曲の一部です。歌いだしの「しとしとぴっちゃんしとぴっちゃんしとぴっちゃん」というフレーズは聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
そして、蜷川幸雄といえば『王女メディア』『NINAGAWAマクベス』といった作品における斬新な演出で知られる演劇界の第一人者で、2004年には文化功労者にも選出されています。
蜷川の代名詞といえば非常に厳しい演技指導で、彼の薫陶を受けた俳優の多くは名優として業界にその名を残しました。
映画好きにはたまらないこの1冊、手にとって読んでみてはいかがでしょうか。
『蜷川幸雄の子連れ狼伝説』
出版社:小池書院
著者:蜷川幸雄
出版年:1998年
配架場所: 日野図書館 (B1F);一般書架
請求記号:914.6||N76
勤労奨学生 小河原(人文学部日本文化学科2年)
図書館の学生スタッフ(勤労奨学生)が定期的におすすめ本の紹介をしています。
(書影の掲載には紀伊国屋書店様のご協力を得ています。)
2024年3月図書館勤労奨学生研修を行いました
こんにちは!図書館勤労奨学生の飯田です。
2024年3月初旬に行いました図書館勤労奨学生研修について報告します。
今回は主に次の課題についてグループワークで取り組みました。
「図書館勤労奨学生担当フェアを企画する」
28号館図書館2階のブックフェアを開催している場所を使って、図書館勤労奨学生主催のフェアやイベント企画をする、というワークでした。
目的としては、利用者が目に留まる、足を止めたくなる工夫をし、大学生活に役立つ企画をすること。そして図書館を使ってもらう、図書館ならではの企画をする、ということでした。
今回は5つのグループに分かれてそれぞれイベントを企画しました。私たち勤労奨学生は、どうしたら図書館をもっと利用してもらえるのか、何に興味をもってもらえるのかなどについて話し合いました。
私のグループは2025年3月から5月を開催期間として行うイベントを企画するということになり、主に新1年生にフォーカスを当てた企画を考えました。
初心に返って、私たちが1年生のころ、何が不安だったかと考えてみました。奨学金のことや友達の作り方等が心配で、でも誰に相談すればいいかもわからないという話が共通して出ました。そこでそれらの不安を少しでも取り除けるような本を展示するブックフェアを開催しようと企画しました。
また、ブックフェアの横にホワイトボードを設置し、新入生が不安に思っていることや疑問に感じていること、話したいことなど自由に書き込めるようにして、誰かの悩みをみんなで解決しよう!というイベントも開催しようと考えました。新入生だけでなく先輩の皆さんにも書き込めるよう工夫をしますので、ぜひ皆さんも書き込んでくださいね^^
今回はどのグループも独創的なアイディアで楽しそうなイベントを発案することができました。
私はこれまで企画などの大掛かりなことをやったことがなかったのですが、何もない状態から始めて、実際に使用するものを確認したり現場の下見に行ったりして、順序立てて進行させることができました。初めてのことも多くありましたが楽しくもありました。
また、この研修を通して今まであまり関わったことがなかった人とも案について話し合う中で真剣に考えたり笑いあったりして和気あいあいと進めることができました。
私たち勤労奨学生主催のイベントは2024年6月から様々なテーマで開催していきます。どんなイベントが開催されているのかな!と気にしてくれたら嬉しいです。
勤労奨学生が支える明星大学図書館には新しい発見や出会いがあると思います!
ぜひ図書館にいらしてください。お待ちしています!
図書館勤労奨学生 飯田
『いまどきPTA』~私の「BookPickできました」お薦め本~
初めまして、こんにちは。
図書館勤労生のOです。
皆さん書店で本を選ぶとき、本の金額を見て購入を諦めるなんて経験はありませんか?
私にはその経験が多々あります。
読んでみたいな、欲しいなと考えた本の裏側の金額を見てそっと元の場所に戻したことが・・・。
そこでまず28号館図書館2階「BOOK PICK」※1についての紹介をしたいと思います。「BOOK PICK」に並んでいる本はいわゆる書店に並んでいる新着本を展示しています。その中で欲しいと思った本を蔵書としてピックすることができるのが「BOOK PICK」です。ピックした本は図書館が購入をし、その後「BOOK PICKできました」※2書架に並びます。
今日は「BOOK PICKできました」書架の中から私がお薦めする本を紹介したいと思います。
私がお薦めする本は『いまどきPTA : 嫌われ組織からの脱却』です。
私は教育学部に所属していて、将来は教員になりたいと考えています。教員になる前にPTAについて知っておきたいと思いこの本を選びました。
この本は「PTAって何だろう」という疑問に答えてくれる本です。
PTAの良い面・悪い面を挙げたうえで、今の時代のPTAはどうしていけばいいのか、ということを考えさせられる本だと思います。
教員を目指している方や、そうでなくても将来親になるかもしれない大学生の皆さんに読んでほしい本です。
ぜひお手に取ってご覧ください。
『いまどきPTA : 嫌われ組織からの脱却』
出版者:あっぷる出版社
著者名:石原慎子
発行年:2023年8月
配架場所:日野図書館 ((2F);BOOK PICKできました
請求記号:374.6||I74
※1「BOOK PICK」
詳細はこちらからご確認ください。
※2「BOOK PICKできました」
詳細はこちらからご確認ください。
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『高校野球100年史』お薦め本の紹介
「ボールが遠い!逃げていく!ボールが逃げていくライトへ!バッターがホームへ向かう・・・サヨナラ!あまりにもかわいそう!」
こんにちは!勤労奨学生の小河原です。
もうすぐセンバツ甲子園が開幕しますね。プロ野球ファンの私にとっては、ドラフト候補の選手たちがどんな活躍を見せてくれるのかという期待で胸がいっぱいです。(もちろん他の選手にも注目です!)
今回ご紹介するのは、今の時期にピッタリな『高校野球100年史』です。
さて、冒頭の一文は平成最初のセンバツ甲子園決勝、東邦VS上宮戦における衝撃的な結末を目の当たりにした水谷勝海アナウンサーの悲痛な叫びです。
甲子園中継の合間に放送される『センバツ球春譜』で「逃げていった初優勝」として度々紹介されるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
これ以外にも、甲子園ではたくさんの名場面・名実況が誕生しました。
決勝戦だけでも、松山商業・矢野勝嗣選手の「奇跡のバックホーム」が勝敗を決定づけた1996年夏、9回表の驚異的な追い上げと「日本文理の夏はまだ終わらない!」という実況が印象的な2009年夏・・・そんな名勝負の数々を一気に楽しむことができるのが、今回紹介する『高校野球100年史』です。
甲子園は1915年に「全国中等学校優勝野球大会」として幕を開けました。
誕生間もないころからエピソードが盛り沢山で、第3回大会では愛知一中が敗者復活から勝ち上がった決勝戦で、敗北寸前まで追い詰められながらも降雨ノーゲームに助けられて優勝という大番狂わせを起こしました。第19回大会では中京商の吉田正男選手と明石中の中田武雄選手が合わせて583球を投げ切った延長25回に及ぶ大熱戦が世間を賑わせました。
皆さんもこの本を見て甲子園に思いを馳せ、センバツをより深く楽しんでみてはいかがでしょうか。
『高校野球100年史』
出版社:東京堂出版
著者:森岡浩
出版年:2015年6月
配架場所:日野図書館 (B1F);一般書架
請求記号:783.7||Mo62
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