学生スタッフの図書館って便利だ!

自動化書庫って知っていますか?

2023年11月28日   図書館の紹介

こんにちは、図書館勤労生のPです。

突然ですが、皆さんは「自動化書庫」をご存じでしょうか?
今回は自動化書庫がどのようなものか具体的に紹介していきます。
自動化書庫とは、図書館のコンピュータ検索システムと連動した自動出納システムです。膨大な資料を保管し、検索・出納システムによって利用者が求めた資料を出庫して提供できます。

★実際に自動化書庫を使ってみましょう。

自動化書庫の本を使うためには、明星大学図書館の蔵書検索OPAC(検索システム)を利用します。明星大学図書館のホームページから検索する人は「蔵書検索OPAC」という表示を選択すると、検索窓が出てきます。こちらに探したい本の情報を入力します。

該当本の詳細情報を確認します。

自動化書庫の本は、詳細情報のページを一番下までスクロールしたところにある、配架場所という項目に「日野図書館 自動化書庫」と表示されます。この本を読みたいときは、右に表示される「出庫する」ボタンをクリックしていただくことで出庫できます。



出庫した本は数分待つと1階カウンター前にある黄色いブックトラックに置かれます。その後、貸出や返却は自動貸出返却機で行うことができます。

自動化書庫にある本は図書館内の検索端末パソコンだけでなく、学内ネットワークに接続したお手持ちの端末からも出庫できるので、皆さんも利用してみてください。

さて、自動化書庫には私たち勤労奨学生も出庫や入庫といった作業で関わっています。
例えば、先ほど出庫の手順について説明しましたが、皆さんがOPACから「出庫する」ボタンを押された本は、1階カウンター奥にある業務用の取り出し口まで運ばれてきます。私たちは、運ばれてきた本を出庫した後、ブックトラックに置き、皆さんが利用できる状態にする役割を担っています。他にも自動化書庫に本を入庫する作業も行っています。

私が図書館勤労生として初めて自動化書庫を使った業務を行ったときは非常に緊張したことを覚えています。私たちは自動化書庫の中に立ち入ることができないため、誤って入庫・出庫しないよう細心の注意を払っています。初めて自動化書庫を操作したときは、そんな緊張で一挙手一投足を慎重に行っていました。

そんな自動化書庫には、館内の書架に配架されていない本がたくさん配架されています。例えば、小説などはその多くが地下1階の書架ではなく自動化書庫に配架されています。他にも文庫・新書等多くのが配架されていて、魅力にあふれた書庫なのです!

今回のブログは自動化書庫についてでしたが、興味を持っていただけただけたでしょうか?
明星大学図書館の膨大な蔵書を支える自動化書庫、その魅力が少しでも伝わっていたら幸いです。

勤労奨学生は皆さまが使いやすい図書館環境を整えるべく今後も活動していきます。引き続きどうぞよろしくお願いします。

図書館ブログとは

明星大学の教員と職員、そして図書館の勤労奨学生がおすすめの本や新着本から、図書館の活用法などを紹介するブログです。

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