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『スイッチを押すとき』

2021年3月12日   学生スタッフ

こんにちは。
勤労奨学生のまおです。

今回は、私が大好きな山田悠介さんの小説を
一つ紹介します。

物語の舞台は、
青少年自殺制御プロジェクトの横須賀施設です。

このプロジェクトは、
10代の子どもたちの自殺を止めるべく
立ち上げられたものです。

無作為に選ばれた子どもの心臓に爆弾を埋め込み
起爆装置を子ども自身に持たせ
親から引き離して監禁し
自殺に至るまでの行動や心情を監視しています。

そしてこの横須賀施設には7年もの間、
スイッチを押さずに生き延びている
6人の子どもたちがいます。

新しい看守として赴任してきた
南洋平とは何者なのか。
子どもたちとの関係は上手く築けるのか。

結末が気になり、一気に読めてしまう一冊です。
ぜひ読んでみてください。

 

『スイッチを押すとき』
出版社:文芸社
著者:山田悠介
出版年:2005年8月
配架場所:日野図書館  自動化書庫
請求記号:913.6||Y19

メリアン*まお(教育学部2年)

 

図書館の学生スタッフ(Meisei Student Librarian 略してメリアン)が
定期的におすすめ本の紹介をしています。

 

(書影の掲載には紀伊國屋書店様のご協力を得ています。)

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