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【図書館勤労生おすすめの本】『WHAT high school quiz battle 2023公式問題集』

2025年06月24日   学生スタッフおすすめの本

WHAT High School Quiz Battle 2023公式問題集

 こんにちは!勤労奨学生の小河原です。

 今回は、いま最もアツい!・・・とまではいかなくとも、かなりの盛り上がりを見せている競技クイズに関する本をご紹介したいと思います。

 「競技クイズって難しい!」という印象を持たれている方、かなりいるんじゃないかな~と思います。
実際、テレビで見るようなものですと演出等の理由で難しい問題しか出ない場合もあります。
しかし、かなり生活に近いところからの出題も多いんです。
私も「食べ物問題オンリー企画」「プロ野球問題オンリー企画」など、自分の好きなジャンルで企画を打つことが何度かありました。

 そこまでは偏らなくとも、少なくとも「最後まで問題文を聞けば答えがわかる」という問題はかなり多いと思います。

 私が作った問題を一例として挙げると、

 

昨年(2024年)5月、天台宗で得度式をあげて「動物専用の僧侶」となった、
弟のジュニアとともに「千原(ちはら)兄弟」として活動するお笑い芸人は誰でしょう?
(この問題の答えは、記事の最後にあります)

 

 「前フリ」と呼ばれる難しい情報が出される部分(この問題では2つ目の読点以前の部分)のみではそう簡単に答えを導き出すことはできませんが、それ以降の「後フリ」と呼ばれる比較的簡単な情報が出される部分、もっと言えば、「弟のジュニア」という情報だけでもグッと難易度が下がります。 
もちろん、クイズプレイヤーの中には前フリだけで正解を導き出しまくる猛者もいます。
しかし、核心となる情報が出そうだと思われる直前の場面でボタンを押すことで、情報を引き出しつつ速さも保つ「読ませ押し」という技術があるように、決して座学の量だけで優劣が決まるわけではありません。

 実際、大学クイズ界で一番大きな大会である「abc」は「基本問題No.1決定戦」をコンセプトとしており、教科書に載っているような学問系問題だけでなく、その時々の流行や趣味に関する問題など、幅広いジャンルが出題されます。

 さて、ここで表題本の登場です。この本にはQuizKnockが主催する高校生以下を対象としたクイズ大会「WHAT」の問題が掲載されています。
なので、より義務教育や身近な生活色の濃い問題が出題されています。
例を挙げると、「現在、東京都にはいくつの区が存在する?」「イーヨー、ティガー、ピグレットといった友達がいるキャラクターは?」などなど。
しかも最初は4択クイズになっているので、名前が思い出せずに正解できなかった!といった事態も心配ありません。気軽に挑戦してみてください。

 最後に、本筋からは逸れますが、この本でクイズに興味を持たれた方は、BOOTHやQ宅といった通販サイトをご覧になるといいかもしれません。
非常にバラエティーに富んだ問題集を購入することができますよ。


本の詳細情報

『WHAT high school quiz battle 2023公式問題集』

出版社:講談社
著者:QuizKnock  
出版年:2024年
配架場所:日野図書館   (1F);一般書架
請求記号:031.7||Q8

勤労奨学生 小河原(人文学部日本文化学科4年)

図書館の学生スタッフ(勤労奨学生)が定期的におすすめ本の紹介をしています。

(書影の掲載には紀伊国屋書店様のご協力を得ています。)




問題の答え:千原せいじ さん

図書館勤労生が企画したブックフェアのお知らせ(6/2~7/18)

2025年06月05日   図書館からのお知らせお知らせ

図書館では図書館勤労奨学生が企画したブックフェアを開催しています

テーマ:「世界で活躍する明星大学の教員」
開催期間:2025年6月2日(月)~7月18日(金)

詳細は後刻、掲示いたします!図書館2階のコーナーに是非足をお運びください!

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