【BookPick川柳】私のおすすめ川柳紹介・パート1
こんにちは!勤労奨学金の小河原です。
今日は「BookPick川柳」について紹介します。
BookPickとは、在学生・教職員・通教生の皆さんが、新刊本を直接手に取って蔵書にする本を選べる素敵なコーナーです。詳細はこちらをご覧ください。
さて、皆さんはBookPickの掲示板にかけられている川柳をご覧になったことはありますか?
この川柳、実は我々図書館勤労奨学生が勤務中に作成しているんです!
しかも清書は筆ペン。趣を感じますね~。
今回は「令和の井上剣花坊」と呼ばれる日が来るかもしれない(?)私が、おすすめの川柳作品を紹介していこうと思います。
こんにちは
ハローボンジュール
アニョハセヨ
三波春夫の「世界の国からこんにちは」を彷彿とさせる作品ですね。大阪万博が近づいているこの時期にピッタリの作品ではないでしょうか。人と人との出会いだけでなく、人と本の出会いもまた一期一会。一冊一冊に出会う度に、あたかも「こんにちは」と挨拶しているような気持ちを想像させる素晴らしい作品だと思います。
秋の田の
BookPickに
歩を止める
作品を拝見した途端、凝らされた趣向に思わず唸ってしまいました。
「秋の田の」は「穂」と同音であることから「ほ」にかかる枕詞になっています。
作成したのは私と同じ日本文化学科の勤労奨学生です。鼻が高いですね(えっへん)。
「秋の田の」といえば天智天皇が詠んだ「秋の田の 刈穂の庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ」が思い浮かびますね。民を慈しむ心がよく表れた作品で、私もかなり気に入っています。我々も天智天皇に対抗して、屋根から漏れる露ではなく、本を読んだ感動の涙で袖を濡らしてみるのも良いかもしれませんね。
図書館と
BookPickで
あなた
出ました自由律。
中島みゆきの『糸』の歌詞「縦の糸はあなた 横の糸は私 織りなす布はいつか誰かの傷をかばうかもしれない」に通じるものを感じます。図書館とBookPickで織りなされたあなたは、卒業した後もきっと素敵な世界を紡いでくれることでしょう。
というわけで、私のおすすめ川柳紹介は、パート2に続きます。
ぜひBookPick会場にもお越しください。
(パート2を読む)
図書館勤労奨学生 小河原
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