ユートピア(社会の最善政体とユートピア新島についての楽しく有益な小著) 英語訳
A fruteful and pleasaunt worke of the beste state of a publyque weale, and of the neweyle called Utopia

ユートピア(社会の最善政体とユートピア新島についての楽しく有益な小著) 英語訳

著者/トマス・モア(Thomas More, 1478-1535)
発行/London, 1551
寸法/H14cm x W10cm
貴重書登録番号/MR822

「どこにもない場所」ユートピア。当時のイギリス政治を批判

“理想郷”、東洋では“桃源郷”とも呼ばれるユートピア。ギリシア語で「トピア」は場所を、「ユー」は否定を意味する語で、ユートピアとは「どこにもない場所」と訳される。トマス・モアが理想の国を描いたのは、当時のイギリスの政治を批判するためだった。政治家として正面切っての批判はしにくかったために、こんな素晴しい国があると人から聞いたと、伝聞の形で書かれた。イギリス文学を代表する古典の一つである。

このページの先頭へ戻る