東方見聞録 ラテン語訳
De consuetudinibus et conditionibus orientalium regionum

東方見聞録 ラテン語訳

著者/マルコ・ポーロ(Marco Polo, 1254-1324) 採録編集/ルスティケロ・ピサ(Rustichello da Pisa, 13世紀頃)
発行/Gouda, 1483 or 1484
寸法/H21cm x W14cm
貴重書登録番号/MR1945

24年間のアジア滞在を経て「黄金の国ジパング」を紹介

日本を「黄金の国ジパング」と紹介した書。マルコ・ポーロは日本を訪れてはいないが、中国で聞いた話として日本を紹介している。「莫大な黄金を産出する」「人食いの習慣がある」など驚きの記述も多いが、元寇についての正確な記述も。24年間にわたるアジア滞在を経て故郷・ヴェネツィアに戻ったマルコ・ポーロは、敵対していたジェノヴァとの戦争で捕虜となり、本書は獄中で知り合った著述家のルスティケロの口述筆記によって完成した。

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