若きウェルテルの悩み
Die Leiden des Jungen Werthers
著者/ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe, 1749-1832)
発行/Freystadt, 1775
寸法/H18cm x W11cm
貴重書登録番号/MR453
ヨーロッパ中で一大センセーションを巻き起こした、ゲーテ若き日の傑作
ゲーテ25歳の時に書かれた『若きウェルテルの悩み』は、出版と同時に大評判となり、ヨーロッパ中で大ベストセラーとなった。婚約者のいるシャルロッテを愛してしまった青年ウェルテルの苦悩、恋に絶望して自ら命を絶つまでが、ゲーテの実際の恋愛体験を基に手紙形式で綴られている。赤裸々で詩情豊かな主人公の心情の告白に人々は魅了され、ウェルテルを真似た自殺者も続出し、「ウェルテル効果」と呼ばれるようになったほどだ。