純粋理性批判
Kritik der reinen Vernuft

純粋理性批判

著者/イナヌエル・カント(Immanuel Kant, 1724-1804)
発行/Riga, 1781
寸法/H21cm x W13cm
貴重書登録番号/MR382

物事を「判別、分別する」3批判書が、哲学の常識を覆す

何しろ様子が違う―。読んだ人はざわめいたという。この本はそれまでの哲学を覆した。書いてある内容も違えば、書き方も違った。ラテン語が主流の時代において、カントは本書をドイツ語で書き、哲学の新しい“語り方”を提示。カントの哲学は、現代まで続く近代思想の基礎となっている。ちなみに「批判」とは、攻撃するというネガティブな意味ではなく、物事を「判別する、分別する」というポジティブな意味で使われている。

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