法の精神 全2巻
De l'Esprit des lois
著者/シャルル=ルイ・ド・モンテスキュー(Charles Louis de Secondat Montesquieu, 1689-1755)
発行/Geneve, 1748
寸法/H28cm x W21cm
貴重書登録番号/MR224-225
三権分立、立憲君主制、奴隷制廃止など、自由と平等の指針に
フランスのモンテスキューを領地とする啓蒙思想家であるモンテスキュー男爵の20年かけた労作が『法の精神』。権力(立法権、行政権、司法権)は互いに独立し、均衡を保つべきという「三権分立」は、アメリカ合衆国憲法やフランス革命をはじめ、その後の政治に大きな影響を与えた。立憲君主制、奴隷制廃止、市民的自由の保持、法の規範なども主張し、政治学、法学、社会学、人類学など多岐にわたる名著である。