エミール 全4巻
Émile, ou De l'éducation

エミール 全4巻

著者/ジャン=ジャック・ルソー(Jean-Jacques Rousseau, 1712-1778)
発行/La Haye(Hague), 1762
寸法/H20cm x W14cm
貴重書登録番号/MR310-313

子どもの視点から教育を考える、“子ども発見”の書

“子ども発見”の書である。教育の視点を、大人から子どもへと転換し、乳幼児から小学生までの子どもには「ネガティブ・エデュケーション(消極的教育)」を推奨。言葉で何かを教えるのではなく、体験させることが重要と説いた。この考え方が現在の学校の「生活科」や体験学習などにつながっている。ルソーは哲学者や音楽家、文学者としても活躍する一方で、矛盾した行動も多く、天才と狂気の狭間に生きた人物だった。

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