プリンキピア(自然哲学の数学的原理)
Philosopiae naturalis principia mathematica
著者/アイザック・ニュートン(Isaac Newton, 1642-1727)
発行/London, 1687
寸法/H25cm x W20cm
貴重書登録番号/MR697
故郷での“創造的休暇”で発見された「万有引力の法則」
リンゴが木から落ちるのを見て発見した、という有名なエピソードの残る「万有引力の法則」。リンゴも宇宙の天体も同じ運動法則で動いていることを示し、近代物理学の基礎を築いた。当時のヨーロッパはペストが大流行。ニュートンの勤務先であるケンブリッジ大学が閉鎖されて、故郷に戻り自由に思索する時間を得たことが大発見につながった。わずか1年半ほどの間に、微分積分、光学、万有引力などニュートンの主要な発見や証明は行われた。この期間は「創造的休暇」「驚異の二年」とも呼ばれている。