教育学部英語コースの1年生によるシェイクスピア壺型記念像の図柄説明会のご案内 *終了
英語コースの1年生の学生が、下記の要領により、シェイクスピア没後400年記念特別展「シェイクスピアこそ人生だ」に出品されている純銀製のシェイクスピア壺型記念像(The Vase of Shakspeare)にかたどられているシェイクスピア劇の登場人物像に関して、他コース・他学科の皆さんを対象に、当該作品の筋などを、像の図柄の特徴と関連づけて解説します。ご興味と時間のおありの本学の学生・教職員の皆さんは是非お申込みください(先着18名)。
【主催】 教育学部 笠原順路教授(専門=イギリス文学)
本件は教授担当の「教育学基礎演習2」の授業の一環として実施されます。
【日時】 平成28(2016)年12月13日(火) 11:00~12:00
【場所】 資料図書館3階講義室、および2階明星ギャラリー
【定員】 18名(先着順、要事前申し込み)
※本学学生・教職員対象
【申込先】 勉天の「大学からのお知らせ」から、お申し込みください。
【入場者持ち物】 学生証・教職員証
Fig. 1 The Vase of Shakspeare
この純銀製の像は、イタリアの彫刻家ラファエル・モンティの図案に基づき、当代の英国随一の銀細工師チャールズ・ハンコックが19世紀中葉に作成したもので、ヴィクトリア朝盛期の読みに基づく精妙な銀細工による外面的な写実性もさることながら、像が表している人間の内面の写実性にも優れています。
Fig. 2 The Vase of Shakspeare (detail):
A scene from The Tempest with Prospero in the centre, flanked with Miranda and Ferdinand, and with Ariel flying above as if to say the whole scene were….
今回のシェイクスピア壺型記念像の図柄解説は、「教育学基礎演習2」の授業の一環として行われるもので、授業担当の笠原順路教授(専門=イギリス文学)は、かねてより本学のシェイクスピア関連の貴重収蔵品の価値を、シェイクスピアの内容そのものから解きほぐして鑑賞していくような授業を模索してきました。今回の図柄解説はその手始めとして行われるものです。展覧会開催期間のみに許される、明星大学ならではの非常に贅沢な機会です。
以上